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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

反原発・ニセモノ狩りの記録11 - 泉田裕彦元新潟県知事 - その2 

‖ 裏切り者・ダークサイドと呼ばれた泉田氏はどうなった?

【衆院選】泉田裕彦・前新潟知事が当選確実 新潟5区
2017/10/22 http://archive.is/uIEd8 #産経ニュース

一部抜粋

 第48回衆院選の投票は22日午後8時に締め切られ、開票の結果、新潟5区で自民新人、泉田裕彦氏(55)の当選が確実となった。

 泉田氏は・・柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働について慎重な立場を取ってきた。・・

 今回、泉田氏は自民の公認を受けているものの、「政権与党から原発政策を変える」とし、従来の立場と矛盾はないとしている。



先日投開票が行われた衆議院選挙。私は選挙ウォッチャーでは全くありませんが、以前ブログの記事で取り上げた経緯もあり、新潟5区の泉田裕彦氏の動向が気がかりでした。当日は選挙特番をハシゴして、「泉田氏はどうなった?」なんて注目してました。まあ結果としては当選されたようですね。

私は前回の記事のとおり、泉田氏が裏切ったとか、そのような認識はまったくないということを述べてきたわけですが、もちろんそれは当選後も変わりません。

それにしてもこの間、原発反対派による「泉田バッシング」はかなりひどかったですね。章題にもある「裏切り者の泉田」、「ダークサイドに堕ちた」とか、どこかのオバちゃんが絶叫してました。

‖ 小池氏に先行する形で「排除いたします」を繰り返してきた原発反対派

今回の選挙は、当初の主役は小池百合子氏が率いる「希望の党」と言われていましたが、例の小池氏による「排除いたします」から、情勢が急変。「政界は一寸先は闇」とはよく言ったものです。一気に有権者の熱が冷めてしまいました。

しかし、これは何も小池氏に限ったことではありません。何しろ、原発反対派のみなさんが日常的に行っていることなのですから。すなわち「こうでない原発反対はニセモノ」という、タイトルにある「ニセモノ狩り」を一生懸命続けているわけです。本来、原発に反対することには特別な資格は必要ないはずなのに、むしろ反対派が選別するわけです。

佐々木 寛‏@Hiroshi_1966
2017/10/3 http://archive.is/j8vX8 #twitter

新潟5区は天王山です。争点は原発です。原発推進の自民=泉田候補と、脱原発の野党統一=大平(おおだいら)候補との一騎打ちです。今、横一線です。ここは本当に負けるわけにはいきません。負ければ原発が動きます。応援してくださる皆さん。まずは遠慮なく事務所に駆けつけてください!



古賀茂明@フォーラム4‏@kogashigeaki
2017/10/7 http://archive.is/jpMOa #twitter

10月8日10時過ぎに長岡駅アオーレ長岡前で街宣に出ます
新潟5区は原発推進の自民党に寝返った泉田前新潟県知事と脱原発候補大平悦子さんの戦い
泉田氏に裏切られた県民の怒りはすごい
昨年の参議院選、県知事選に続き、脱原発新潟市民の力が三たび示されるのか
全国的にも注目です



新潟の選挙区で活動されてる方の中でも代表的な方々のツイートですが、やはり彼らは「原発反対=反自民」という前提に立ち、泉田は裏切った・ニセモノだと大騒ぎしていたわけです。これは以前の、「河野太郎の反原発は自民党だからニセモノ」という話と全く同じ構図です。

佐々木寛氏のツイートのついでに言っておきますと、ありがちな「○○さんなら原発再稼働、△△さんなら止められます!」みたいな煽り文句は真に受けないほうがいいです。

これは当然、候補者や支持者も含めて、もし止められなかったらどう責任を取るのかという話になります。無責任な話を広めると、例えば「米山隆一は原発を止める・反原発と言ってたじゃないか!」なんて、後で大モメになりますよ。ちなみに、米山氏は反原発でも再稼働反対でもありませんので。

話が少し横道にそれましたが、私は以前から、原発反対派の中で横行している「ニセモノ狩り」、すなわち、誰が正しい反原発かを競い合うのはやめるべきだと考え、シリーズの連載を続けてきたわけです。こんなことを繰り返すと、原発反対は一部のマニアの間で共有されるだけに終わってしまいます。実際は既にそうなってるようなものですがw

古賀茂明 「利権の復活」 PHP新書
2013年11月 http://goo.gl/eoSz8z

一部抜粋

 「古賀さんは原発に反対するのに、なぜTPP参加に賛成なんですか?」
 脱原発派の私が「TPP参加に賛成」と言うと、驚く人が多い。「ほんとうにガッカリした」とか「おまえの本性がわかった」などと罵られることさえある。
 脱原発とTPPの問題は、直接には結びつかない。TPPの賛否と原発の賛否は、それぞれ独立した立場があっていいはずなのだが、世の中、とくにネットの世界では、「原発反対の人間はTPPにも反対」とセットで考えるような空気がある。



これは当ブログの以前の記事でも引用した書籍になりますが、かつての古賀氏は「TPPの賛否と原発の賛否は独立した立場があっていいはず」と、極めて真っ当なことを仰っている。ならば、「原発の賛否と党派性は独立した立場があっていいはず」ではないのでしょうか?

以前は「ニセモノ狩り批判」の古賀氏も、いつしかニセモノを狩る側に回ってしまいました。おそらく本人にはその自覚がない。

古賀氏は原発事故後に色々な市民運動やデモなどに参加しているようで、徐々に官僚出身の経済コメンテーターからアジテーター的な気質になってしまったのかもしれません。余談になりますが、2015年ころの「I am not Abe」のあたりが、古賀氏におけるある種の分水嶺だったのかもしれません。

‖ あえて原発反対派を疑う

それにしても、なぜ原発反対派は原発問題に加えて、自分たちの思想信条(しかもかなり荒唐無稽なものも多いw)を押し付け、他人を従わせようとするのか。異論を唱えれば「ニセモノ」とレッテルを貼られ、排除される。

冗談抜きで、「この人達原発反対と言ってるけど、ホントにやる気あるのかなあ?」なんて思うことも多々あります。原発問題を利用して、特定の思想信条や党派性をPRしたいだけではないのかと。反対派は、本来、国民的な議論であるべき原発問題を、どうにもスケールの小さい・せせこましいものにしたがる悪癖があります。

あるいはそんな高度なことではなく、ただ単純に、意味もなく路上で騒ぎたいだけなのかもw

ともかく、泉田氏のような原発問題で「使える人材」が永田町に出向くことになるわけですから、私としては一応期待はします。息子にダークサイドの素晴らしさを教えようとした父親が、気が変わって皇帝を倒すというシナリオもありえなくはないですw

冗談はさておき、本来は党派に関係なく、以前から泉田氏のような人材を1人でも多く輩出することができればよかったのですが。いかんせん、数が少なすぎましたね。

- おわり -

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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