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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

野党はいい加減、単なる冷やかし・客引き目的で原発ゼロを主張するのはやめるべきである 

‖ 前回に続いて選挙の話を

10/22、投開票が行われた衆議院選挙。ここで公示前の議席を3倍に増やした立憲民主党が野党第一党になりました。

以前の記事でも触れたとおり、立憲民主党の選挙公約は「1日も早い原発ゼロ」です。私も一応原発には反対なので、その期限はさておき、原発ゼロを目標とする政党が活気づくことは悪い話ではないと考えています。

しかし、代表の枝野幸男氏は、選挙戦でかなりおかしなことを仰っていたのが気がかりです。

‖ 立憲民主・枝野氏の「やる気」を疑う

枝野氏、立憲立ち上げ「より明確に再稼働反対言える」
2017/10/17 http://archive.is/v31Vk #朝日新聞

一部抜粋

■枝野幸男・立憲民主党代表(発言録)

 (立憲民主党の訴える原発ゼロ法案は)民進党時代の積み重ねを引き継いでいるわけですので、それをベースにして、選挙後、一定の数を与えていただければ、・・法案というかたちにして示したい。

 再稼働については、電力は量的には十分供給できているという状況だ。広域の避難計画については誰も担保できていない状況で、再稼働をするというのは、到底認められない。



できるだけ早く原発ゼロ法案を作る。こんな話はそれこそ民主党時代からあった話で、結局これができないまま今日に至っています。

原発事故から7年近く経つのにもかかわず、法案が出来上がっていない。それ以前のたたき台のようなものも見えてこない。正直、やる気があるのかなとwそして、「一定の数を与えていただければ」等と、何を甘えたことを言っているのかとw

枝野代表は選挙の勝因を「筋を通したから」などと仰っていますが、こと原発についてはどうだったのか?

枝野経産相、原発建設続行を容認
2012/9/15 https://t.co/M9c2G2utU2 #tbs

一部抜粋

14日に新しいエネルギー政策を決定したことを受け、枝野経済産業大臣は青森県を訪れ、三村知事ら会談し、県内で建設中の大間原発などについて建設続行を認めました。

「すでに(建設の)許可が与えられている原発について、変更は考えていない(枝野幸男経済産業大臣)」



いわゆる野党支持者の方々は、自民党は原発推進で、野党は反対という分け方をしているわけですが、話はそんなに単純ではないのです。今回の話であれば、枝野氏が経産大臣の時に許可した原発はどうするのかという話もありますし、今回復活当選を果たした海江田万里氏にしても、「脱原発は鴻毛(=こうもう)より軽い」などと仰っていました。

‖ 日本が原発をやめられない理由

突き詰めれば、日本が原発を簡単にはやめられない理由は、国内問題・しがらみ(惰性)にあります。すなわち、原発立地自治体や関連企業等への補償・雇用問題や、核燃料サイクルの取り扱い。この辺りが特に重要なわけです。

ちなみにサイクルと言えば、先の選挙で民進党や野党共闘支持者は、新潟5区で田中真紀子氏の擁立を模索してたようですが、過去に田中氏と青森県が取り交わした約束(→青森県庁、冊子「青森県の原子力行政」・25、26参照)も大きなネックの一つです。個人的には、このような方を原発ゼロ候補として擁立しようとした方々の見識を疑います。

民主党・野田政権では、2030年代原発ゼロで核燃料サイクルを継続するとか、そんな矛盾した話も皆さんの記憶に新しいところだと思います。

この矛盾を今の枝野氏に聞いても同じことでしょう。せいぜい、「検討中です」が関の山ではないかと。

結局のところ、課題の答えを出さずに「原発ゼロ」などは無意味であり、さらに「電気が足りている(=再稼働反対)」などと、政治家が反原発活動家みたいなことを言ってるようではお話になりません。

‖ 必要なのはスローガンではなく、「工程表」である

原発をやめるのは一朝一夕とはいかないのであれば、やはり最低限、一部の原発稼働の可能性を想定した原発ゼロの工程表が必要になってくる。これは本来の意味での脱原発ということになります。すなわち、インフラ面から国民意識に至るまでの原発依存体質を解消してこその原発ゼロです。

そしてそれを作るのは政治の役割ということになるわけですが、今まで出てきた原発ゼロ政党の中には、実際に「工程表を作る」と仰っているところもいくつかあるものの、それが出てきたためしはなかったりwあるいはどこかのデモ隊と一緒に「再稼働反対!」なんて騒いでいたりで、これは何とも頼もしいといいますかw

果たして立憲民主党は、原発ゼロのためのまともな工程表を作ることができるのか?たしかに党の公約を見る限りでは、先程挙げた課題に取り組む意欲も見えなくもないわけですが・・。何れにしても、「2030年(もしくは年代)」とか「1日でも早く」などのスローガンは、本来はどうでもいい話なのです。

仮に野党側(立憲民主)が何も考えないまま、間違って政権交代が起きたとすればどうなるのか?その場合は、「あれは自民党・安倍政権での再稼働や新増設には反対という意味だ」として、原発は通常営業されることになるでしょうね。

しかし、最近の野党は離合集散の繰り返しといいますか。今の立憲民主党にしても、来年存在しているのかというと微妙なところもあるでしょうし、まずは原発よりも党運営が安全でなければ話は先に進まないでしょうね。

私はもちろん・・期待してませんw

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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