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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

反原発・ニセモノ狩りの記録6 -TPP(環太平洋パートナーシップ協定)- その2 

‖ 推進派の思う壺を作る職人

先回の終わりに、「反TPPでなければ原発反対に非ず!」として各方面にケンカを売って原発推進派の思う壺、というくだりがありましたが、実際にこのようなことを強く進めてきた代表的な人物を1人挙げるとすれば、やはり参議院議員の山本太郎氏ということになると思います。山本氏と言えば、「山本太郎とゆかいな仲間たち」などという政党の共同代表を務めているあのお方です。

山本太郎オフィシャルブログ 「反原発=反TPP」
2013-06-23 http://goo.gl/DH2KFb

一部抜粋

山本太郎、「原発」の事言ってたのに今度は「 TPP反対」かよ、ただ反対したいだけの奴だwww

なんて、呑気な事を言う人がいる。

僕を馬鹿にして遊んで貰えるのは時間潰しの「お役にたてて」嬉しいけど、この事は知って置いて欲しい。


原発をやめたいなら、TPPは反対しなきゃ。

脱原発するには、TPPに参加しちゃ駄目なんだ。



などと意味不明な供述をしており・・みたいなw冒頭から思わずひっくりかえってしまいそうなお話です。この記事に対しては極めて常識的なレスをつけられた方がごく少数いらっしゃったような記憶がありますが、そんなものは誰も見てなくて、全体的には「さすが山本太郎だ!」ってノリですよね。

そうですね、この頃からです。「原発に反対ならTPPに反対でなければならない!」という妙な説が広まりだしたのは。私は原発問題に変な政治主張が入ってきたらまずいことになると心配してたんですけど、一度こういう話が広まるともう抗えないのです。ヘタに逆らうと「原発推進派」、「電事連の手先」、「安倍信者」などとレッテルを貼られて「たぬき汁」にされてしまいかねないわけでw

‖ 原発反対のセクト主義を広める山本太郎

ニューズウィーク日本語版「脱原発の現在地」 特集 脱原発運動「熱狂と忘却」の現在地 
2014/2/11号 http://goo.gl/ga3a28

一部抜粋

 セクト化の兆候は顕著だ。山本は「脱原発だけどTPP(環太平洋経済連携協定)賛成というのは嘘つき」と言い、小出も「原発はTPP、戦争、沖縄問題すべてにつながっている」と主張。即時廃炉以外は原発推進だ、と断罪する。
 「TPP推進派は『向こう』に行ってくれたらいい。逆に『こちら』の空気を醸し出しながら、中立を装うのが一番怖い。それでは第2、第3の自民党員だ」と、山本は言う。あるのは「向こう」と「こちら」という二項対立のみだ。



言うまでもなく、記事中の「山本」が山本太郎、「小出」が小出裕章先生ですが、ブログをご覧になってくださっている皆さんは、この記事を読んでどのように思われているでしょうか。まあ一部なので短いんですけど、きっと私と同じような残念な感想になるんじゃないかと。

本来、TPPの是非と原発は不可分の関係になく、<TPPの>賛否に関係なく原発反対でも全然構わないわけです。しかし、山本氏のような方が、「反対じゃなければ嘘つき」、「反対以外はあちら側(中立も敵)」と、原発問題に余計な分断要素(セクトなどとも言いますが)を持ち込んでいるのです。

実際に彼の「向こうとこちら」、「敵か味方か」の論法が様々な方面に飛び火して、「反原発=反TPP」という風潮が広まり、同じ原発反対でもTPPには賛成、あるいは賛否を示さない方は容赦なく罵声を浴びたのです。先回紹介した古賀茂明氏、平智之氏もその被害者の一例なのです。

私から見れば、「せっかくの原発反対の大事なお客様を、勝手な理由で叩き出して一体何の意味があるのだろう?」ということです。そういうわけで、私は山本太郎という人物は全く評価していません。

‖ 小出先生も尊敬はしていますが・・

それから小出先生。先生には福島以降、原発について多くのことを学び、尊敬もしていますが、このような物言いはいかがなものかと思います。

先生も含めて原発に反対の方は、「すべては繋がっている」というような物言いで、原発に加えていろいろな問題を盛り込んでくる傾向が見られるのですが、やはり原則、原発は原発として考えるべきです。余計な話が盛り込まれると、それだけ敷居が高くなって原発問題に興味を持たれる方が少なくなります。当然議論の方向性もブレてしまい、最終的には何をやっているのかわからなくなります。

小出先生は、常々「私は政治が嫌いです、政治家も嫌いです」、「共産党は原発推進で、社民党にも裏切られました(おっと、これはちょっと余計な話でしたか?)」などと、「政治嫌い」を公言してきました。しかし、その政治嫌いの先生が、既に政治的な立場になっていることをご自身は気が付いていらっしゃるでしょうか。

福島原発事故以降、小出先生は全国的に注目されるようになり、先生の発言やお考えが少なからず国民に影響を与える存在になっています。そういう意味では、基本「原子力の専門家」として、原子力の危険性・矛盾等に警鐘を鳴らす立場を貫かれていただきたいのです。

この間、有象無象の、様々なジャーナリストやブロガー、各種団体などが、悪く言えば先生の影響力を利用しよう(先生に何か特定の政治的な発言をさせたい)と近づいているような感じもしなくもないわけで、その点に関しては警戒をしていただきたいのです。

・・でも、先生は政治の話をするのがお好きですよねw

その3につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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