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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

野党共闘とご都合主義 その4 - 新潟県・米山隆一知事の辞職の報を受けて - 

‖ 昨日の今日ですが、米山知事はやはり辞職へ

新潟県の米山隆一知事。昨日の「醜聞会見」で、「これはアカンな」と思っていましたが、やはりそういう流れになりました。

米山隆一新潟知事が辞職表明 女性問題「信頼裏切った」
2018年4月18日 https://archive.li/W43rU #朝日新聞

一部抜粋

新潟県の米山隆一知事(50)は18日、県議会に辞職願を提出した。同日夕、県庁で臨時記者会見を開き、「県政に混乱をきたした。知事の職を辞させていただいた。本当に多くの方の信頼を裏切った、心よりお詫(わ)び申し上げたい。申し訳ありませんでした」と述べた。自身の女性問題で週刊文春の取材を受け、周囲に辞意を伝えていた。
 米山氏は15日に取材を受け、支援者らに報告。16日、知事選で支援する立場の共産、社民党などの関係者が辞任を求めることで一致し、米山氏に伝えていた。



【新潟知事女性問題】 米山隆一知事「金銭で好きになってもらおうと思った」「出会い系サイト使うこと自体は悪くない」
2018/4/18 https://archive.li/vwEhT #産経ニュース

一部抜粋

女性問題が取り沙汰されている新潟県の米山隆一知事(50)は辞職を正式表明した18日夕の臨時記者会見で、金銭の授受を伴う女性関係について「それによって、より好きになってもらおうと思っていた」と説明した。



私としては、「中年男性の痴話事」なんて知ったことではありませんが、米山氏は、19日発売予定の週刊文春の記事を大筋で認めている(早刷りを入手して観念した?)そうなので、これはもはや、まともに公務を続けられるような状況ではなく、辞職は必然と言えます。

‖ 米山氏の擁護を試みる、原発反対派の無理筋を嘆く

このようなネタに対し、原発反対派からは、ファースト・インプレッションとして陰謀論を指摘する声が出てくるのが定番です。安倍総理が裏から手を回して、あるいは東電や公安等が暗躍してスキャンダルをでっち上げたとか。

【速報】新潟県知事の米山隆一が女性問題で辞職を表明。目に付いた陰謀論者等をまとめるので普通の反応まとめは他の人に任せる。
2018/4/17 https://bit.ly/2qG8l01 #togetter

反対派は常に見えない誰かと戦っている傾向なので、こういう話は食いつきが良いのですね。そろそろいい加減にしてほしいと思いますw

それから、「フランスでは政治とプライベートは別」なんて、いわゆる出羽守(でわのかみ)的な手法で米山氏を擁護する方も目に付きます。こちらの場合は陰謀論とは違い、幾分知的さが見受けられます。

しかし、そのようなことを仰る方は、仮に今回の問題の主役が安倍首相であったとすると、やはり躊躇なく袋叩きにしてたでしょうw

私はご都合主義は嫌いです。良いものは良い、悪いものは悪い。自分達の都合で二重基準を繰り返すと、次第に世間の信用を失っていくと考えます。

‖ いまだに米山氏が「脱原発候補」として担がれた理由がわからない

米山氏については、当ブログでも批判的・懐疑論的な内容で、何度か記事にしたことがあります。

そもそも論として、原発事故後も「鉄腕アトムもドラえもんも原子力、原発賛成」などと仰っていた方が、知事選を前に突如として「脱原発」に転身。この時点でおかしいですよね。

その上、反原発団体や「野党共闘」の支持者からは、知らないはずのない米山氏の過去については一切を不問に。

脱原発知事の人選としては適切とは思えず、それを指摘する人は皆無。米山氏の擁立劇については、私は二重の意味で違和感を感じました。

日本原子力学会 会報誌 アトモス 2017/10月号 巻頭言 米山隆一 福島第一原発事故の科学的検証が日本の原子力の科学力・技術力を向上させる(PDFファイル)
2017/10 http://bit.ly/2k21ZHW

新潟知事、再稼働の地元同意範囲拡大に慎重
2018/4/5 https://archive.li/BtCXj #日本経済新聞

最近の米山氏の動向としては、原発推進の会報誌への、「脱原発知事」としては不可解なタイトル、内容の論文の寄稿。あるいは茨城県(東海第二原発)に端を発した、再稼働の同意手続き、事実上の地元範囲の拡大の議論に際し、新潟県としては実施に否定的な見解を述べています。

私としては米山氏の真意をはかりかねていたところで、今日の辞職会見です。政策論とは全く異なる問題での辞職は、私も想定外でした。

‖ ポスト米山氏の適性は

新潟県知事選では、米山氏以外では、田中眞紀子氏も候補として上がっていたようです。

しかし、田中氏といえば、かつて科学技術庁長官として、青森県に核燃料サイクルの継続を確約(PDF)した張本人であり、それなのに「脱原発知事」なんてのは悪い冗談としか思えませんw案の定、ツイッターでは、ポスト米山として田中氏の名前も上がっているようですが、やめたほうが良いと思います。

私は政治のことはよくわからないので、章題のポスト米山氏について、具体的な人物名を挙げることはできません。

ただし、その適性のようなものを少々考えてみますと、やはり、原発の是非にかかわらず、もはや原発事故以前に戻ることはできないという現状認識が出来る方、ということになるでしょう。

原発反対派からは、特に自民党・安倍内閣は原発推進と揶揄されているわけですが、実態はそうとも言い切れないと思います。

政権交代と野党不在、安定した政権基盤の上で、原発の復権に期待した「原子力ムラ」からは、安倍内閣は議論から逃げているとして、事実として評判が悪いのです。

原発のように、建設から廃炉措置を含めたリードタイムが長い事業は、安倍総理が好んで用いる「切れ目のない」推進をしなければ、民間事業としては立ち行かなくなるリスクがあります。そのためここ数年、原発産業は安倍総理を急かし続けているわけですが、期待通りとはなっていません。

つまり、たとえ今後も原発政策は継続するとしても、事故以前の「ルネサンス」にはなり得ず、現状維持にもならず、低迷の時代は避けられない。そして、原発の存在を前提とする立地県(自治体)も、既に期待したくても出来なくなる時代に入っています。

ポスト米山氏の適性としては、原発の縮小を前提として、それに対応した経済・産業振興策の推進。再稼働の是非はさておき、泉田・米山県政による、「原発事故の検証作業」の継続。これらが基本になると思います。原発立地県としての将来像と、県民が不安視する再稼働という直近の問題。どちらも避けては通れない論点でしょう。

そして、やはりツイッターで所構わずケンカを売らない、頭より先に下半身が動くタイプは論外でしょうねw

人柄を含め、身体検査は入念に・・。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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