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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

反原発・ニセモノ狩りの記録6 -TPP(環太平洋パートナーシップ協定)- その4 

私に大人気のシリーズである「反原発・ニセモノ狩りの記録」の、「6 -TPP(環太平洋パートナーシップ協定)-」も、本来は全3回で終わらせる予定でしたが、今日の深夜にもう1つ面白い資料が手に入りましたので、今回、急きょ「その4」を書くことにしました。

本題の前のおさらいになりますが、第1回目では、元衆議院議員の平智之氏に巷で真実とされる「原発とTPPの不可分性」と、それらに対する私なりの見解を添えてメールを出したという話を書きました。同じことを長々と書くわけにもいきませんので、詳しい話はリンク先をご覧ください。についても、もしよろしければどうぞ。

‖ 原発反対の老舗団体にも見解を伺ってみる

今回はセカンドオピニオンというわけではないですが、こういう話は原発反対の老舗団体の見解も伺っておくべきだとも考え、実は先週、「原子力資料情報室」にメールで問い合わせていたのです。今日そのお返事が来ましたということで、また例によって担当者及び原子力資料情報室としての見解を下記に記載いたします。なお、お互いのプライバシー等に関わる部分はぼかしを入れています。ご了承ください。

Re: 【原子力資料情報室(CNIC)】お問い合わせを受け付けました
2015/10/13

cnictpp.png


↑の画像はクリックしていただければご覧になれますが、↓にテキストにしたものを掲載します。

××さま、

原子力資料情報室の○○○ともうします。
ご意見を頂き、まことにありがとうございます。

わたしどもも、××さまの仰るように、TPPと原発は別問題であると認識しております。
ただ、コメント等は、返信対応が必要となり、不特定多数のかたからのコメントが予想されるツイッターのようなツールで、この問題についてメッセージを発信するのは、現状のマンパワーではむずかしいと考えております。
お力になれず、大変申し訳ございません。
松前さまからいただいたご意見も参考にさせて頂き、これからも確かな情報の発信に努めてまいりたいと思います。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

○○○ ○



このように、原発反対のシンクタンクとして以前から知られる団体も、TPPと原発に関しては「別問題である」と仰っているのです。

メールの内容をもう少し解説しますと、私はこの件について、ある程度の社会的な信用のある団体に一言仰っていただきたい(私のような野良狸ではなかなかw)という考えもあって、この件をツイッターなどで情報発信した方が良いのではないかという提案を持ちかけたのです。とはいえ、こういう話は先方の都合もあるでしょうし、私としても少々出過ぎた真似をしてしまいました。

余談はさておき、まあ何と言いますか、こんなものは誰に聞くまでもなく普通に考えればスルー出来る話なんですが、原発に反対されている方々も「ネットの真実」に相当惑わされているなあと、正直落胆しています。

それでも一時迷うだけならまだいいんですが、「こうじゃない脱原発はニセモノだ!」、「意見を言ってくるヤツは中間に立つフリをした工作員だ!」ですからね。困ったものです。こういう話を現役の国会議員やフリーのジャーナリスト、何十万アクセスも記録するような反原発を謳う大手ブロガーが拡散してたりしますから、もう手が付けられません。

TPPで原発がやめられなくなることはありませんし、TPPに賛成でも原発反対大いに結構(大歓迎します)。もちろん、TPPに反対で原発反対でも構いません。そして、私はそもそもTPPに興味がないw三者三様、原発に反対ならそれでいいんじゃないでしょうか?

‖ 「すべては繋がっている」論は問題の複雑化を招くだけ

どうにも原発問題には、原発とは直接関係ない政治的な主張(党派性)を持ち込んでくる人が出て来る。以前何度かそのようなことを書きましたけど、おそらくこのTPPに関しても、原発事故を利用して何かしらの主義主張を広めたいというような、そういう方が裏で暗躍しているような、そんな気がしてなりません。

これは一般論というか従来からの社会運動の教訓という意味でもありますが、社会問題の解決に際して、それとは直接の関連性のない政治主張・党派性のようなものが入ってきて蔓延してしまうと、問題の解決どころか余計にこじれてしまうということはよくあります。ありがちな「すべては繋がっている」みたいな話になってしまうと、もはや目的が何なのかが分からなくなりますし、当然、「すべて」についてこられる方も限られてくるでしょう。

原発問題と言えば、従来からの「推進派 vs 反対派」という構図がわかりやすいのですが、私が福島以降の原発反対論をウォッチしてきた経験からすれば、実は反対派自身がその時々で、つまらないルールを作っては相当に無意味な失点を重ねているなと、そのように思います。

厳しい言い方をすれば、福島を経てなお原発推進に進む政府の方針を、反対派の方がアシストしている側面もあるということです。言わば原発反対派のオウンゴール現象ですね。当ブログの「ニセモノ狩りの記録シリーズ」もまた、その種のつまらない話に警鐘を鳴らす意味で企画したものなのですが。

原発に反対でありながら、最近の原発反対論にもいろいろ思うところがある。その辺のところを日本のどこかにあるらしい、人里離れた「庵」に籠り、1人孤独に考える。これが「冷やし狸庵」のコンセプトなのです。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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