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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

6/10投開票 新潟県知事選の結果について考えてみる その1 

‖ 選挙結果は原発反対派の大勝利・・!のはず

新潟知事選、自公系の花角氏が初当選
2018/6/10 https://archive.li/uFlvC #日本経済新聞

一部抜粋

 米山隆一前知事の辞職に伴う新潟県知事選は10日投開票され、いずれも無所属新人で、前海上保安庁次長の花角英世氏(60)が、元新潟県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=ら2人を破り、初当選した。花角氏は自民、公明両党の支援を受けたが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所再稼働の同意については慎重に判断する姿勢を示している。再稼働問題はなお時間がかかりそうだ。



新潟県知事選の投開票が先日行われ、結果は自公系が支援する花角英世氏が当選。野党側が推薦した池田千賀子氏とはおよそ3万6千票の僅差ということもあり、事前に調査会社等から「今回は読みにくい」というコメントが出ていたことも頷けます。ただ、投票率は高めらしいので、野党側に有利とされる条件でこの結果ということなのでしょうか。

知事選については、私は前回のコラムで「今回はどちらも原発慎重派」と指摘していました。つまり、今回は花角・池田氏のどちらが勝利を収めたとしても、原発反対派にとっては、それは間違いなく「勝ち」であるはずです。つまり、反対派は勝利したのです!

もちろんわかります。おそらく今回の選挙、反対派の方々の大半は池田氏に期待していたのでしょう。いくら慎重とはいえ、原発政策に開きのある自公系と野党系が推す候補では、やはり違うだろうと。

私も心情的には池田氏に期待していたことは事実ですが、新聞やニュース、あるいはネットなどで選挙戦の情勢を見た限りでは、おそらく負けるだろうと思っていました。その理由としては、まずは知事選における池田氏個人の立ち位置の問題。あるいはそれ以上に、池田氏の応援団の致命的ともいえる質の悪さです。

‖ 池田氏による「県政」と「国政」の取り違え

これは前回のコラムでも書いたとおりですが、どうも池田氏は、「原発ゼロ」に踏み込みすぎた印象です。県民の意識としては、福島原発事故の検証作業のない再稼働には否定的というもので、おそらくゼロとまではいかないはずです。

当初から池田氏には、県知事を目指しながら、政策課題を取り違えているような発言が散見されました。先程のゼロに踏み込んだ話、あるいは原発ゼロの工程表という話は、これらは明らかに国政案件です。やはり「原発に頼れない時代に備える」として、もう少し現状を踏まえた表現であれば、有権者の捉え方も違っていたかもしれません。

それでも池田氏の主張は全体的に一本筋が通ってる印象で、好感が持てました。もし私が新潟県民であれば、間違いなく池田氏に投票していました。

‖ 池田氏は「無能な味方」に撃たれた

先程の、池田氏の「取り違え」は些細な話です。最大の問題は、池田氏は味方に恵まれなかったということだと思います。

政権不祥事、新潟知事選に波及 来月10日投開票
2018年5月30日 https://archive.li/O8TNH #東京新聞

一部抜粋

6月10日投開票の新潟県知事選で、森友・加計(かけ)学園問題など政権不祥事が焦点の一つに浮上している。野党側は、与党の支持を受ける候補が元官僚であることを理由に、安倍政権の意向をくんだ県政運営を行うと指摘。知事選を安倍政権への審判と位置付けて、政権批判を展開している。一方、与党系候補は国政の対立構図を持ち込まれるのを避けるため、「県民党」を掲げ、安心して暮らせる街づくりを訴える。 



池田氏を推薦した野党の国会議員が日替わりで来県。ここまでは良しとして、問題は話の内容ですね。そばかうどん(モリ・カケ)か、行政が文書を書き換えたから花角(海上保安庁出身)じゃダメなんだとか。あるいは、今回の選挙は暴走する安倍内閣の審判であるとか。とにかく国政ネタをまくしたてて、肝心の新潟の話はそっちのけという印象でした。

それから、いかにもガラの悪い、いわゆるヘイトスピーチのような言動を繰り返す、迷惑な応援団の存在も、やはり池田氏にとってはマイナスに作用したと思われます。

【新潟県知事選】 野党系候補の応援演説で首相らを批判 佐高信氏「安倍のバカなバカ騒ぎ」、山口二郎氏「腐った男いらない」
2018/6/8 http://archive.li/UY5A6 #産経ニュース

一部抜粋

評論家の佐高信氏や法政大学法学部の山口二郎教授らが8日夜、新潟知事選の立候補者、元県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=の応援に駆け付け、新潟市中央区のJR新潟駅前で安倍晋三首相や、ほかの知事選候補者を批判する演説を行った。
 佐高氏は「安倍晋三は拉致問題を食い物にして首相になり、無責任なことやってる。本当に拉致問題を解決したいなら平壌に乗り込め。そして帰ってくるな」と絶叫。聴衆からは「そうだ」と大きな声が上がった。
 さらに、佐高氏は「安倍のバカなバカ騒ぎを打ち破るためにも絶対に勝たないといけない。自民党に天罰を、公明党に仏罰を」と声を張り上げた。
 また、山口氏は「もう腐った男はいらない。女性の知事を実現させるべく、力いっぱい戦っていただきたい」と訴えた。



【新潟県知事選】「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」
2018/6/3 https://archive.li/2oLSm #blogos

一部抜粋

安倍首相に不都合であれば、いとも簡単に逮捕され長期間勾留される。お友達であれば、罪が揉み消される。山城議長は、肥大化した警察権力に支えられる安倍政治の犠牲者だ。
 マイクを握った山城議長は次のように話した。権力と戦い続ける山城氏らしく安倍政権のやり口をよく見抜いていた-
 
 「安倍政権はありったけの暴力と権力でやって来る。向こう(花角英世陣営=自民、公明支持)は争点隠しではなく争点潰し。選挙が終わったら(原発を再稼働させる)。ふざけるな。馬鹿げた話は東京だけにしてくれ。新潟に持ち込むな」。



毎日入れ替わり立ち替わりで、聴衆に国政ネタを振り、政権批判に徹する。あるいは品のない言葉をまくしたて、なんだかわけのわからない演説でどんちゃん騒ぎを繰り返す。新潟でありながら、ここは一体どこなんだみたいな、なんとも不思議な、混沌とした選挙戦でした。これではたとえ勝てる選挙も勝てなくなりますよw

原発反対派の一部では、先のようなヘイトスピーチを好んで使う人も見かけます。私は全く感心しません。これでは広く有権者の支持を得られるわけがないからです。

その2につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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