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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

経産省前・脱原発テント問題を考えてみる 

経産省前にある「脱原発テント」に関して、最近こんなニュースがありました。

「脱原発」テントに立ち退き命令、土地使用料3200万円支払いも
2015/10/26 https://archive.is/2g4B9 #時事通信

一部抜粋

経済産業省の敷地内に設置された脱原発市民グループのテントについて、国が不法占拠だとして代表者2人に撤去などを求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。
 高野伸裁判長はテント撤去と敷地明け渡し、土地使用料(1日当たり約2万円)の支払いを命じた一審東京地裁判決を支持し、市民グループ側の控訴を棄却した。



脱原発テント。原発事故後にいつのまにかというか、気が付いたときにはそこにあったというような。正確にはいつからなんでしょう?2011年の3月12日とか、そんな時期にはなかったように思いますが、ちょっと記憶が定かではありませんね。

私が最初に「テント」を見た時は、どこかの団体が企画した原発反対デモの一環で、「その日限り」の事だと思ってたんですが、そうじゃないんですよね。「その日からずっと(私が気が付く前から)」なんですwでも、当時の私は、「なんかノリでやってるっぽいけど、法律とかその辺は大丈夫なの?」なんて思ってたんですが。

‖ 脱原発活動とテントの専有は全く別の問題

市民グループ側は「脱原発活動は生存権に基づくやむにやまれぬ活動で、占拠を認めるべきだ」と訴えたが、高野裁判長は「目的や動機によって、特別な権利が保護されるということはない」と指摘。



これは確かにそうです。脱原発の市民グループ側の言い分には無理があります。「やむにやまれぬ活動なんだから占有しても良い」というのなら、これじゃあ「正義のためなら人の物を取っても構わない」というような変な理屈で、まるでテレビアニメにありがちな、「ちょっとこれ借りるから!」などと言って他人の車や自転車などを乗り回すシーン(たいていは壊れるか返って来ないw)を想像してしまいます。

‖ もともといい印象のなかった脱原発テント

この件、私は経産省前にテントが建った当初から、これは早く片付けた方が良いと思っていました。こういう形の運動は原発反対論(運動)にとってはプラスになる要素よりマイナスの方が大きいだろうと、そういう見方をしていましたので。

これは以前にも書いたことですが、原発に反対だからと言ってこういうことをやって、その結果を世間の皆さんがどのように捉えるかということなんだと思います。派手な前線基地を構えて何やらわけのわからない奇声や怒鳴り声のようなものを張り上げて、時より警察関係者等とトラブルを起こす。これでは世間からは「あの人達何やってるの?」という目で見られてしまいますよね。

最悪なのは、国による強制執行が実際に行われることです。ここでテントの住人が最大限抵抗して、「これが国のやり方です!権力の横暴だ!!」みたいなそういう映像がニュースになると、ますます世間の皆さんの反応は冷たいものになるでしょう。

こういうのは少々厳しい言い方になるかもしれませんが、「脱原発テント」は原発反対の主戦場でもなければ最前線でもなく、この件が長引くほど世論動向にとってはマイナスになるというのが私の当初からの率直な感想です。

今からでも遅くはないので、なるべく早いうちに撤去の方針を決めて、原状回復の上で何とか見逃してもらう方向を模索するべきでしょう。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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