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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

原発の推進を義務付ける法律・契約等の一例 その2 

‖ 原発即時ゼロは憲法違反

原発反対で熱心な野党支持者の方々の話を聞いていると、なにやら政権交代で即時原発ゼロになるらしいのです。その根拠は、政権を取れば何でもできるからなのだと。これは、私には何とも幼く、かつ危険な印象しかないのですが。しかし、似たような話は野党議員の側からも聞こえてくるわけで目も当てられませんw

もちろん、政権交代が実現した時点で原発即時ゼロなんて、そんなことは起こりえないのです。実際に即時ゼロを強行しようとすれば、直ちに憲法違反となり、政権の信用はガタ落ち。あっという間に下野することになるでしょう。

この話の前提として、国家権力が恣意的に国民の財産を没収する(例・憲法第二十九条 財産権)ようなことは認められません。これは略奪行為ですからね。例えば、政権交代・枝野政権が、今まで自民党や公明党を応援してきた企業を潰す、財産を没収して遊ぶ金に使う。できません。

となれば、原発だって同じことです。規制委員会から建設や運転の許可を得ている施設を、「政権交代が起きたから没収する」みたいなことはできません。

経産省、大間原発建設を容認(青森県)
2012/09/16 http://morimo2.info/s6Vv #デーリー東北

一部抜粋

政府が決定した新エネルギー・環境戦略をめぐり、枝野幸男経済産業相は15日、青森市内で三村申吾知事や青森県内の原子力施設立地市町村長らと会談。既に着工している電源開発(Jパワー)大間原発(工事休止中)について、「経産省として設置許可を取り消すことはない」と事実上、建設継続を容認する考えを表明した。むつ市の中間貯蔵施設に搬入される使用済み核燃料に関しては、再処理が前提―と強調。従来通り核燃料サイクルに取り組む方針もあらためて示した。



原発ゼロ政党・立憲民主党の枝野代表。こちらの記事は「民主党・枝野経産相」時代の話ですが、大臣は、一度認めた許可を取り消すことはしないとして、大間原発等の建設続行を容認しています。また、再処理・核燃料サイクルの推進を青森県と約束しているので、これではいつまでたっても原発はやめられないということになります。

現実には、国(公的機関)が認めたことを正当な理由もなく撤回することは難しいということです。少なくとも政権交代が起きた程度の、そんな軽いノリでは到底不可能な話です。実際、民主党政権で即時ゼロが出来なかったじゃないですかwならば今の野党が政権を取り、即時ゼロにできる根拠は一体何なのでしょう?

‖ 「政権を取れば何でもできるという傲慢さ」が原発ゼロを遠ざける

民主党が下野した後、朝まで生テレビでの福山哲郎(現・立憲民主党)氏の発言だったと思います。福山氏によると、民主党政権が失敗した理由として、政権交代で何でもできる・政治主導でどうにでもなるという甘さがあったと総括していた記憶があります。

この辺の記憶は私も曖昧なのですが、実際に当時の民主党が見通しの甘さを認めた資料はネット上にも残っています。

自治労 全道庁労連  マニフェストはどこまで進んだか=民主党政策進捗報告会開催
2012年11月13日
http://archive.fo/BMqGO
http://bit.ly/2VdD3Pe(PDF・P12参照)

PDFの12P。「政権を取れば何でもできるという傲慢さ、政権運営の厳しさを知らない未熟さがありました」。まさに、現在の野党や支持者の間で蔓延している見通しの甘さ、「野党のマニフェスト」ではダメなんだという話です。

私は、原発ゼロには時間がかかることを正直に説明してこその「与党のマニフェスト」になると考えます。どこかのアメフト部の話じゃないですが、政権与党は何でも安請け合いして「できませんでしたじゃ済まされない」わけですから。

野党が政権を取り、かつ将来的な原発ゼロを実現できる可能性。それにあたり、例えば反原発団体からの「即時ゼロ以外は絶対認めない!」という意見に対し、きっぱりと「なら他をあたってください」と言えるかどうか。今の野党にそういう気構えがあるとは思えないですね。

その3につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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