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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

反原発と脱原発の違いって? その2 

‖ 一字違いの意味の違いを確認する

まずは「反原発」ですが、これはシンプルに考えて良いと思います。つまり、「直ちに原発をやめる」という解釈で問題ないと思います。直ちになのでやめるための猶予期間というのはもちろんありません。いわゆる「即ゼロ」、「即廃炉」的な主張が反原発のカテゴリーに入るのだと思います。

次に「脱原発」です。これは字こそ一字違いで同じような意味に考えがちになりますが、私としてはかなり意味が異なってくると考えています。ここで前回紹介した吉岡先生の著作「原発と日本の未来-原子力は温暖化対策の切り札か」より一部抜粋します。

一九八〇年代まで、原子力発電に反対する人びとは「反原発」論者と呼ばれてきた。しかし八〇年代末から「脱原発」という新語が普及し始めた。それは八六年のチェルノブイリ4号機事故以来、ドイツで広く使われるようになったアウスシュティーク Ausstieg(バスや電車から降りる意)という言葉を日本語に置き換えたものである。(高木仁三郎『市民科学者として生きる』、岩波新書、二〇〇〇年、197ページ)。脱原発という言葉には、すでに原子力発電が社会の中で一定の役割を果たしている事実を認識した上で、原発からの脱却を図るという意味が込められている。
 脱原発という発想に立てば、原子力発電の即時全面廃止という主張は主張しにくくなる。



このように脱原発とは、日本社会に既に出来上がってしまっている「原発依存体質」という現実に即して原発を無くしていく方法を考えていく、という意味になるのだと思います。

この体質には、一般的に言われる電力需給のみ、いわゆる「電気足りない・足りる論」にとどまらず、政治的・経済的・利権的など、様々な意味が含まれていることは言うまでもありません。

その3につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 脱原発  ジャンル: 政治・経済

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