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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

日印原子力協定について考えてみる 3 - インドに平和利用の保証がないという上から目線 - その1 

日印原子力協定にかんする各紙の記事や社説を見ていると、新聞社のスタンスは違っても、「核実験・核拡散への危惧」、「日本の技術が軍事利用に利用(=平和利用に反する)されるおそれ」という論点については共通しています。

原発に関しては正反対の論調になりやすい産経新聞、東京新聞の社説を例にしてみますと、このような感じになります。

日印首脳会談 協力強化への弾みつけた(産経新聞 社説)
2015/12/13 https://archive.is/5RFKw #東京新聞

一部抜粋

原発輸出は、日本国内で新設が難しい状況から技術、人材を維持していく上でも重要といえる。
 ただ、原子力協定についてはインドが核拡散防止条約(NPT)に未加盟であることが、締結のネックになっていた。
 今回、インド側に対し軍事転用への歯止めを明確にするよう求めたのは当然である。包括的核実験禁止条約(CTBT)への参加なども、引き続き呼びかけていく必要があろう。



日印原子力協定 不拡散の根幹が揺らぐ(東京新聞 社説)
2015/12/16 https://archive.is/yDjnQ #東京新聞

一部抜粋

日本がインドとの原子力協定締結に原則合意した。核兵器を持つインドに日本の原発が輸出されれば、不拡散の理念が根幹から揺らぐ。平和利用が保証されない限り、締結を急ぐべきではない。



インドはNPTやCTBTも無視してるし、こういう国に技術協力するのは問題がある。たしかにその通りだと思いますし、私もこの件については前回の記事で「インドが良い子で居続けられるのか」と、似たようなことを述べたわけですが。

‖ 日本は「良い子」なのか?

しかし、このような論調は私の話も含めて、まるで日本が原子力の平和利用を忠実に守るという前提に基づいてはいないだろうかと、別の意味で心配になってくるのです。広島長崎の経験から、原子力の軍事利用は一切考えない日本は、名実ともに原子力平和利用の模範生であり、反面、過去に核実験を行ったインドは心配じゃないかというのは、これはある種の上から目線とも言えるでしょう。

そうです。そもそも日本は「原子力平和利用の模範生」と言えるのかということです。

その2につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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