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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

AIIB:アジアインフラ投資銀行と原発融資について少し考えてみる 

去年の2月頃でしたかね?私が初めてAIIB(アジア・インフラ投資銀行)という名称を知ったのは。中国主導で何やら巨大な銀行が設立されるらしいと。

AIIBについて当時の新聞やテレビ等では、既に先進国も含めた様々な国が参加を表明していたこともあり、「バスに乗り遅れるな!」と言わんばかりに、日本も早く参加しなきゃというような論調であったと思います。

もっとも、私は銀行(金融)の事なんて知ったことではないですし、その参加の是非というのも当ブログが扱う題材としては不適切と考えますし、それがこの度開業になったという話も、私としては「そうなんですか」としか言いようがないわけです。

しかし、私がAIIBの存在を認識し、そこで一番最初に考えたことは、「これは原発輸出(融資)にも繋がるんじゃないの?」ということでした。なにしろ中国といえば、現在は各国から原発技術を意欲的に取り入れると同時に、原発の国産化や将来の原発輸出にも政策資源を積極投入している状況です。ならばAIIBと原発というのも、これは将来的にはある種の懸念材料になりはしないかと。

‖ インフラ投資と中国の原発輸出政策

<アジア投資銀開業>中国、インフラ整備加速
2016/1/16 https://archive.is/6zjVT #毎日新聞

一部抜粋

中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が16日、開業した。中国は、これをテコにインフラ輸出を加速させ、アジアでの影響力の拡大と、余剰供給能力の解消につなげたい考えだ。

・・

バングラデシュのメディアによると、同国の鉄道と電力関連のプロジェクトへの融資が検討され、案件第1号になる可能性がある。パキスタン政府とも融資案件の選定を行っている模様だ。バングラデシュのムヒト財務相は「持続的な成長にはAIIBが必要だ」と話す。



インフラとは当然発電所も含まれますし、中国の輸出用と位置付けられる原発は「華龍(竜)1号」は、記事中のパキスタンも含め、イギリスやアルゼンチンなどへの輸出も予定されているようです。

もちろん、現時点ではこれらの案件とAIIBが結びつくわけではないのでしょうが、先ほども述べたとおり、将来的な問題ですね。

‖ 何事も乱開発は環境破壊を招く

報道特集 中国開発援助の実態
2015/4/18 https://archive.is/nd8DT #tbs

中国主導で設立されるAIIB=アジアインフラ投資銀行だが、参加表明が相次ぐ一方で、融資基準や組織運営の不透明さが指摘されている。不信感の裏には何があるのか。中国による開発援助の実態にアジア最貧国の一つ、ラオスでの取材から迫る。



中国開発援助の実態は05:00~になります



とにもかくにも、色々な場面で「中国流」は強引であるというような意見を見聞きしますが、これは別に原発に限らず、例えば再生可能エネルギーの融資であっても問題になってくるのではないでしょうか。

再エネが本当に環境にやさしいかはともかくとして、どんなものであっても融資条件を緩和して乱開発に進めば、それは大変なことになりますよ。動画の最後の辺りでも述べられていますが、AIIBがリードする形で他の国際開発金融機関(世界銀行、アジア開発銀行等)が影響され、融資合戦による乱開発、大規模な環境破壊が促進されるシナリオもあるのではないかと思います。

AIIBの是非はともかくとして、設立・開業に伴う国際社会への直接・間接的な影響、特に原発案件でどういう結果が生じるのか。私はその点に関しては強く懸念しています。

余談になりますが、原発に反対と仰る方がAIIBには大変好意的な印象も見受けられ、それはちょっとどうなのかなと、常々不思議に思っているところです。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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