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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

民進党は核燃料サイクルについてどう考えているのか? 

2030年代原発稼働ゼロへ 民進党の基本政策
2016/3/31 http://archive.is/8zGsJ #エコノミックニュース

一部抜粋

民進党は30日開いた『次の内閣』の初会合で旧民主党と旧維新の会で基本的政策合意を民進党の基本政策に位置付けた。

・・

原発については「2030年代原発稼働ゼロを実現するため省エネを徹底するとともに、小規模分散電源や自然エネルギーへのシフトを推進する」としている。また、原発再稼働では「国の責任を明確化し、責任ある避難計画が策定されること、核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されることを前提とする」と本来あるべき姿を示した。



いつの間に?というのは失礼かもしれませんが、先日民主党が民進党に党名を変えたのですね。それよりベルギーのテロや乙武氏問題の方が世間の注目度は高いのかもしれませんがw

余談はさておき、私の興味の対象は原発・エネルギー政策というわけで、たとえ党名が変わってもその関心はそういう方面ということになります。

さて、先ほどの記事では「旧民主党と旧維新の会で基本的政策合意を民進党の基本政策に位置づけた」とあります。民進党のサイトを見てみますと、そこにはたしかに「基本的政策合意」というものがあって、これが事実上の政策ということになるのでしょう。

民進党 基本的政策合意
2016/3/30 http://archive.is/5pFDa

原発にかんする政策のみ抜粋

5.2030年代の原発ゼロ

2030年代原発稼働ゼロを実現するため、省エネを徹底するとともに、小規模分散電源や自然エネルギーへのシフトを推進する。
原発再稼働については、国の責任を明確化し、責任ある避難計画が策定されることと、核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されることを前提とする。



政策を見た感想としては、正直これではダメだろうなと思いました。

民進党に関しては、新綱領で原発ゼロが消えたとか、あるいは2030年代じゃなくて即ゼロじゃなきゃダメだとか、そういう話は私としては割とどうでもいいのです。そもそも民主党時代の綱領には原発にかんする記述が無かったので、新綱領(当初はゼロの予定が依存しない社会で落ち着いた)を前進とする見方もあるでしょうが、別にそれもいいです。

‖ 民主党時代の原発ゼロ政策の矛盾はどうなったか

民進党は民主党(政権)時代に、2030年代に原発ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略(2012)」を策定しましたが、これは原発ゼロと核燃料サイクルを両立するという、極めて不誠実かつ意味不明な戦略であったという話は以前に紹介したところです。そしてこの件で、「民主党はアメリカの圧力で原発ゼロを潰された!」などと吹聴する原発反対派の方や一部メディアに私は大変失望させられたとも書きました。

原発をなくす上でも重要になってくるのが、核燃料サイクルの政策上の扱いということになります。これもコストや安全性など、いろいろ論点はありますが、専門家が仰るところの「プルトニウム・バランス(需給問題)」が特に話題に上がります。

そしてこれをどう解決するのかというのが民主党政権時代からの宿題であり、残念ながら党名を変えてもその答えが無い。まだ答えが見つからないのであれば、国民に向けてそれなりの姿勢を見せる必要もあると思いますが、それもないわけです。省エネや分散型電源、自然エネルギーシフトというようなうわべだけの話でごまかそうとしてはいけません。

民進党の基本政策(原発)は目を引くような意欲的な提言は見当たらず、それはつまり、他の政党でもやってそうな政策ばかり(トレンドから考えて、省エネや自然エネルギーを推さない政党は無いでしょうw)で独自色が無い。端的に言えば、軽いというか、もの足りない印象です。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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