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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

憲法上、核兵器の保有・使用は禁止されていないとする横畠内閣法制局長官の答弁は特に問題ではない その4 

ホントはその3で終わりだったんですが、白眞勲議員が懲りずにまた似たような質問をしたというニュースを見まして・・w

政府、化学や生物兵器否定せず
2016/4/26 https://archive.is/Knswn #reuters

政府は26日の閣議で、毒ガスを含む化学兵器や生物兵器の一切の使用を憲法9条が禁止するものではないとする答弁書を決定した。日本は生物兵器禁止条約や化学兵器禁止条約を締結しているとして「それらを使用することはあり得ない」とも強調した。
 これまでに政府は9条が一切の核兵器保有と使用を禁じるものではないとの内容を決定。その論理を引用する形で「先の答弁書で答えたところと同様だ」とした。白真勲参院議員(民進党)の質問主意書に答えた。



私はその2で、「仮に白議員が生物・化学兵器について質問すれば、横畠氏は同様の答弁をしたことでしょう」と書きましたが、まさか本当に質問するとは思いませんでしたw

‖ 愚問を繰り返す出来の悪い生徒

「自衛権を行使するための必要最小限度の『武器』の保有は認められる」という説明を受けて、「じゃあ核兵器はどうなんですか?」というような質問は、これは普通に考えれば愚問なのですね。

さらに、「じゃあ生物・化学兵器はどうなんですかッ!!」などと語気を荒げて質問を重ねれば、「コイツ、人の話を聞いてないだろw」となるわけです。これが大学の講義であれば、教授の心証を損ねて単位を落とされかねない話です。

白議員の質問のやり方は、これはマッチポンプ(自作自演)といいますか、しかし火を消す側は政府ということで、実際にやってることは放火なのですね。

これもまた政治家のテクニックの1つ(国民が誤解しやすいテーマで質問者の意図する答弁を引き出す)なのかもしれませんが、このようなことはあまり褒められた行為ではないと思います。結論は変わらないのに無用に場が混乱するだけですから。

‖ それでも成果は得られた

とはいえ、白議員の果敢な質問の結果、得られるものもあったことは事実です。

第190回国会(常会)質問主意書情報 政府が集団的自衛権の行使を認める中での毒ガス等の化学兵器、細菌・ウイルス等の生物兵器といった大量破壊兵器の使用の憲法解釈に関する質問主意書 提出者 白 眞勲君
2016/4/15 http://goo.gl/HnE8yS

一部抜粋

一 武力行使の新三要件の下、第一要件における「我が国に対する武力攻撃が発生した」に該当する場合、憲法上は細菌・ウイルス等の毒ガス等の化学兵器といった核兵器以外のすべてのあらゆる種類の大量破壊兵器の使用が禁止されているわけではないということでよいか。



このように、白議員の「あらゆる種類の・・」という質問に対し、先の記事のとおり、政府は「先の答弁書で答えたところと同様だ」と答えたわけですから、もう放火のネタは一切尽きたということになるでしょう。「もとより、生物・化学、あらゆる兵器と名のつく物は武器の一種でございます」ということですね。

というわけで、今後はこの種の不毛な議論は、もう2度と起こらないと思います。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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