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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

オバマ大統領の広島訪問の正式決定と憲法解釈上核兵器の保有および使用は禁止されないという話は何ら矛盾するところではない 

オバマ大統領が広島訪問「心から歓迎する」安倍首相
2016年5月11日 http://archive.is/OSN8N #日刊スポーツ

一部抜粋

日米両政府は10日、オバマ大統領が27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせ、安倍晋三首相とともに広島を訪問すると正式に発表した。現職の米国大統領の被爆地訪問は初めて。戦後71年の日米関係でも、歴史的な出来事だ。
 安倍首相は同日夜、取材に応じ「心から歓迎する。全ての犠牲者を日米で共に追悼する機会としたい」と述べた。



例の白眞勲議員と横畠裕介内閣法制局長官のやり取りから、「安倍政権は核武装を閣議決定した!!」などと訳の分からないことを絶叫されている方々の暴走熱は未だ冷めてないようですが、今回のオバマ大統領の広島訪問の正式決定を受けて、彼らの根拠のない怒りの熱が一刻も早くクールダウンされることを願ってやみません。

まあしかし、ツイッターなどを覗いてみると、「核兵器の保有と使用が禁止されないことを閣議決定しておきながら、オバマ大統領の広島訪問は矛盾している!」などとムチャクチャなことをツイートしている方も少なくなく(しかもRTも多い!)、私としては「ダメだこりゃ」の心境ですw

‖ オバマ大統領の訪問決定が問題のない何よりの証拠

実際問題として、核不拡散が国是であるアメリカ、そしてアメリカの歴代大統領の中でも最も非核化に熱心とも言われるオバマ大統領です。仮に横畠氏の答弁及び閣議決定が日本の核武装宣言であるとするならば、今回の訪問はとっくにキャンセルになっていなければおかしいのです。

そして、仮に安倍政権が任期中に本気で核武装を考えている、あるいは最低限その道筋を整えたいと考えているのなら、わざわざ任期が終盤に差し掛かった大統領のために、持論の非核化にふさわしい場所を提供する理由はまったくないわけです。これは核武装を考える側からすれば自殺行為に等しいわけです。

‖ 謝罪にこだわらず、実利を取る外交戦略

オバマ大統領の広島訪問に関しては、少し前から「謝罪」という言葉がクローズアップされていました。

「米国に謝罪求めてない」岸田氏、外相会合でケリー氏に
2016年4月23日 http://archive.is/ODxhH #朝日新聞

一部抜粋

岸田文雄外相は23日、今月広島市で開かれた主要7カ国(G7)外相会合を前に、米国のケリー国務長官に対して「決して米国に(原爆投下への)謝罪を求めているわけではない」と繰り返し伝え、広島平和記念公園への訪問を促していたことを明らかにした。北海道岩見沢市で行われた講演で語った。



このように、岸田外務大臣はオバマ大統領の訪問の際の謝罪は不要であると明言し、訪問が正式決定した直後にも念を押す形でアメリカ側から謝罪は無いという声明が出されています。やはり大統領の訪問の最大の争点は謝罪の有無であったということでしょう。

日本としては核軍縮による国際的な摩擦の回避を促す非核外交こそが国益であり、非核化をアピールしてきたオバマ大統領を任期中に迎え入れることは望むところでしょう。オバマ大統領としても、最後に何か形になるものを残したい。両者の思惑が絡み合う中で、優先順位を考慮のうえ、双方が実益を得るという合理的な選択・合意に至ったということでしょう。いわゆるWin-Winの関係ですね。

私は外交というのはよくわかりませんけども、今回のオバマ大統領の広島訪問の決定は、日本の外交史に残る快挙と言えるんじゃないかと勝手に思っているところです。

訪問の際は抹茶アイスクリームでも召し上がっていただきたいと思います。

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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