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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

【動画】 急接近!日本とロシア 交渉の内幕に迫る +感想を少々 

急接近!日本とロシア 交渉の内幕に迫る
2016/9/14 http://archive.is/mMy6q #nhk

一部抜粋

先送りされてきたプーチン大統領の日本訪問が、12月に実現することになりました。
クリミア併合に端を発し、国際的な孤立化を深めていたロシア。
今も、欧米や日本による経済制裁が続いています。
そうした中で、今月(9月)初めに行われた日ロ首脳会談は、日本とロシアが急接近していることを内外に強く印象づけました。






日露関係というのは、少なくとも政府レベルでは近年にないくらいの良好な環境にあると言えるでしょう。動画の冒頭にもありますが、安倍首相が「ウラジーミル」、プーチン大統領が「シンゾウ」とお互いをファーストネームで呼び合うというのは、これは別に無理して仲の良さを演出しているというわけでもないのです。

‖ ロシアの思惑と日露外交のキープレーヤーたち

文藝春秋の2016年1月号になりますが、こちらでは先ほどの動画にも登場している、NHK解説委員の石川一洋(=いしかわ・いちよう 通称「ラスプーチン」)、岩田明子両氏による「安倍・プーチン『秘密外交』を明かす」という特集があります。

ウクライナ・クリミア危機問題に端を発したロシアと国際社会、とりわけアメリカ・EU諸国との対立。この関係を冷戦時代の東西問題に当てはめれば、日本もまた西側としてロシアを批判して制裁に回る立場ではありますが、当然安倍首相としては国益の問題(領土問題や極東開発)もあり、ここでソチオリンピックまでに積み上げてきたロシアとの関係を切らしたくはない。そこで安倍首相はロシア・アメリカとの政治的なバランスに配慮しつつ、プーチン大統領との信頼関係の構築に努力している様子が描かれています。

安倍・プーチンという物語の主役を囲む名脇役の存在感も光ります。東京オリンピック等の件で国内向けには評判が良いとは言えない森善朗元総理、プーチン大統領も尊敬する柔道家の山下泰裕(1984ロサンゼルスオリンピック金メダリスト、同年国民栄誉賞受賞)氏など、個人的にロシアとの縁の深い面々が、安倍首相の特使・両国間のパイプ役として活躍する場面も面白いですね。

とまあ、今伝えられる「蜜月」も、これらのような下積みがあってこそ・・ということになりますが、やはりロシアと言えば化石資源大国。安倍首相とプーチン大統領の友情も大事ではありますが、友情関係の安定的な構築のためにも、お互いの大切な持ち物を交換し合う事もまた必要になってきます。

‖ エネルギーの安全保障は化石燃料の安定確保

これは以前からしつこく書いてきましたが、日本のエネルギー安全保障の一丁目一番地は化石燃料の安定確保以外にはありません。このような話は、一般的にはサウジアラビアのような中東諸国の話になりがちではありますが、地政学的な条件や資源の輸送距離等も考えると、日本が資源外交において本来重要視するべきなのはロシアであるとも言えます。

石油や天然ガス等、潜在的な資源量では世界一。しかし技術やインフラが50年遅れているとも言われるロシア(インフラ関連は大半が旧ソ連時代のもので、故障や稼働率の低下、停電等も多いとか)と、資源が無くて技術力に長けている日本。この両国間が戦略的な互恵関係を構築し、それを発展させることは当然であるとも言えるでしょう。

ロシアとしてはアメリカ・EU諸国等による制裁を中国との関係強化で埋め合わせる必要があるとはいえ、それもまたリスクであるという認識です。そのため対中国という意味においても日露間の互恵関係の構築は、双方にとって大きなメリットがあるといえるでしょう。

プーチン大統領の来日は12月ということで決まったようですが、出来ればここで、日露天然ガスパイプライン構想の進展にも期待したいところです。

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カテゴリ: 冷やしたぬき名作劇場

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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