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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

「原発反対に右も左もない」とはどういうことなのかについて考えてみる その3 

‖ 分類上、自民党は保守政党だが・・

前回、私は「自民党は中道政党」と述べたわけですが、例えば政治学の入門書などを見てみますと、自民党は「保守政党」と記述されてる場合が多いですね。そして、当の自民党の議員も、「我々は保守の政党である」と仰っている。そういう意味では私の見立ては定義上は誤りと言えるでしょう。

しかし、これは厳密に言えば誤りとしても、一般論としては妥当な見立てだと思っています。

実際に、戦後の自民党は、保守政治を掲げながらも、医療・福祉や分配政策など、左派・革新系が主張する政策を常に先取りして実行してきた(日本は世界で最も成功した社会主義国という話も)わけですから。このような話は、先の「政治学入門」的なテキストや、あるいは各種教養講座などを通して、一般的に共有されていると言えるでしょう。

それを踏まえて、あえて自民党を保守とするならば、中道保守(穏健保守・右派)といったところでしょうか。なので、自民党を「中道政党」と言い切っても差し支えはないのだろうと思います。

‖ 右から左までを「目盛り」で考えてみる

右と左、保守と革新。これらの考え方の違いを簡単な目盛りで表すとすれば、それは、私であれば「0から10」までの図でイメージします。これは0に近いほど左、10に近いと右です。

これを踏まえて、前回と同様に、外交・安全保障の領域であれば、私としては下記のような見立てになります。

例えば自民党であれば、私は中道(右派)と定義しますが、これはもちろん、日米同盟を基軸とした専守防衛。国際的な環境の変化に対応し、安全保障体制の見直しを考える。かと言って軍事大国・核武装までは踏み込まない(と言うより出来ない)ので、「6」ないし「6.5」です。

次に、いわゆる左派と呼ばれる政党であれば、日米同盟は見直しと言うか破棄の方針。よく「話し合い」や「○○は人殺し~」というように、そもそも安全保障に理解があるのかどうか疑わしい発言も目立つ。一言で言えば非武装中立。よって「3」です。

ちなみに、右で「8」を超えるくらいになると、これは「極右」の領域ですね。予算や国際関係等を一切無視して、軍事大国・核武装に邁進する。あるいは軟弱とみなした政権を青年将校がクーデターを仕掛けるとか、私が想像する「保守」のイメージはこのあたりです。

それから、左で「2」より小さくなると、これは「極左」です。いわゆる暴力革命路線。政財界の要人暗殺や一般市民を巻き込んだテロ等。政権党としては、アメリカ(資本主義・帝国主義)に対抗するためには重武装・核武装も辞さない。

私の認識では右も左も度が過ぎれば暴力的で手に負えなくなるわけですが、実際問題として、今時こんなことを真面目に考えてる政党というのはおそらく存在しないでしょうし、そもそも有権者はほとんど相手にしないと思います。

それでは民進党はどうなのかと言えば、こちらはネットでの評判は何かと酷い感じ(w)なのですが、私としては中道?なのですね。

民進党と言えば、旧民主党政権下の最初期(鳩山政権)の頃は、「日米中正三角形(等距離外交)」という主張がありましたが、おそらくこの時がど真ん中で、「5」であったと思います。

しかしこれでは日米関係がうまく機能せず、世論の反発も起きたということで、そのスタンスをやや右寄りに修正し、菅・野田政権を通して「5.5~6」くらいになったのかなあと。

‖ しかし、今の民進党はわからない

先ほど、民進党は中道?と述べたわけですが、最近の「野党共闘」という話になってきてから、そのスタンスを急進的に左に向けているのではないのかと、どうもそんな気もします。

例えばアメリカ・トランプ大統領と安倍総理の日米首脳会談。いわゆる「ゴルフ外交」です。ここで蓮舫代表がゴルフはけしからん(ニュアンスとしてはおそらく属国・朝貢外交)みたいなことを言って安倍総理を批判したという話です。

一応、蓮舫代表は同盟の継続が確認されることは評価するとも述べていたのですが、どうにも揚げ足取りみたいなところはみっともないと言いますか。

なにしろトランプ大統領は、選挙期間中、日本(韓国)の核武装を容認するなどの常識外の発言を繰り返していたわけです。そこで日本の総理としては、当然その真意をただし、問題箇所の軌道修正を図る。そのような意味で親睦を深めるという外交手法は妥当であると言えるでしょう。共通の趣味から会話が生まれるというのは実社会でもよくある話です。

民進党の左傾化、あるいは社会党化の兆候は他にもいろいろあります。「ジャイアンとスネ夫」なんて話もありました。その他、報道等の情報を見聞きすると、やはり外交・安全保障面では以前より軟化の傾向なのかなと。そのうち某政党みたいに「アメリカ言いなりの政治をきっぱりと断ち切るべきです!」なんてことになったりしてw

つい先日の話であれば、長島昭久氏が離党を表明(本日離党届を提出)したという話もありました。これは既に、私のような外野の側による「気がする」程度の話ではないということなのでしょうか。

先ほどの目盛りの話で言えば、今の民進党は既に「5」に近く(あるいは若干割り込んだ)、今後も党内の保守系と言われる議員の離党が続くようになると、限りなく「3」に近づいていく。そんな印象です。

‖ 有権者が丁度良いと感じる数値(=政党)は?

前回の話の通り、私としては世論は中道政党を好むと思っていますし、すなわち目盛りで言えば5.5~6弱の幅くらいが丁度良い。そんな印象なのです。

自民党が支持されるというのは、やはり政治の基礎体力・バランスがそれなりに備わっているからなんでしょうね。

さて、現状、自民党以外で政治の体力とバランスを兼ね備えた政党が存在するのかと言えば、それはおそらく無いんじゃないでしょうか。

どうもにこの辺が、連日ワイドショーを賑わす閣僚や議員の失言や暴言、スキャンダル(?)が続いても、その割に内閣・政党支持率が落ちない(逆に上がったりw)理由なのかなと。私もツイッターで「これで内閣が吹っ飛ぶ!」なんてツイートをよく見ますけど、「そんなバカなw」って思いますもの。

・・いや、もちろん私は困りますよ。だって、自民党は原発をやめないじゃないですかw

その4につづく

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カテゴリ: 冷やしたぬき放談

テーマ: 政治・経済・社会問題なんでも  ジャンル: 政治・経済

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