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冷やし狸庵

原発・エネルギー問題を静かに考えるブログ。

【動画】 ”核のごみ”の行方は・・・地下500メートルの最新研究 +感想を少々 

”核のごみ”の行方は・・・地下500メートルの最新研究
2017/6/3 http://archive.is/jF5b7 #tbs

原発から出る放射性廃棄物いわゆる核のごみについて考える。
フランス・ビュール村・放射性廃棄物の管理、処分を行う公的機関「ANDRA」の研究施設を取材。
来年以降、最終処分場の設置許可が申請される。
許可が下りれば、2021年にも研究施設近くで処分場の建設が開始される。






‖ 感想というほどでもないのですが・・

タイトルに「+感想を少々」と表記したものの、内容的には感想というよりは、個人的に気になった箇所を一つ挙げておくと言った程度の話です。

ナレーター(小山茉美) ─実は、日本政府が核燃料サイクルに固執する、もう一つの理由が、このプルトニウムにある。核燃料サイクルを行う前提でアメリカが保管を認めているためだ。



こちらの動画の11:50~の部分になります。国連大学の国際会議での阿部信泰(原子力委員会)氏による発言の後の、「・・プルトニウムの保管をアメリカが認めている」という箇所です。

こちらは内容から察するに、「日米原子力協定」を念頭に置いたものであると思われます。しかし、「再処理を前提に~」という話であれば、日本は協定を根拠に核燃料サイクルをやらなければならないというニュアンスにも聞こえるのですが、もしそうであるとすれば、この箇所は説明の仕方としては少々問題があるのではないかと思います。

この辺りは、いわゆる反原発の活動家のみなさんが、「全てはアメリカの命令、日米原子力協定によって日本は原発の再稼働や再処理を強要されている」みたいに吹聴する方が多いことは事実です。そしてそのような話に賛同して大騒ぎする人が後をたたないわけです。

しかし、事実確認として、日米原子力協定は再処理が前提であるとか、再処理をしなければならないとか、そんな内容の話は一切書かれていないのです。

この件については、以前の民進党衆議院議員の逢坂誠二先生のお話でも述べさせていただきました。

第190回国会 原子力問題調査特別委員会 第5号(平成28年5月26日(木曜日))
2016/5/26 http://archive.is/egaXi

一部抜粋

○逢坂委員 ・・日本が今回、仮に原子力発電をやめましょうとか、あるいは使用済み核燃料の再処理をやめましょうといったようなことは、この日米原子力協定の規定にかかわらず、独自の判断でやれるのかどうか。

 この間、さまざま核燃料サイクルについて議論をしておりますと、日米のさまざまな取り決めがあるから、例えば核燃料サイクルというのは簡単にやめることはできないのだというような話などがよく言われる場面がございます。しかしながら、原子力協定そのものを見ると、必ずしもそういうことは書いていないのではないかという気がするわけであります。

 日本が独自の判断で、日本の政策として、核燃料サイクルをやめましょうということは可能なのかどうか、この点についてお伺いをいたします。

○中村政府参考人 日米の原子力協定第五条第一項におきましては、両当事国政府が合意する場合には再処理をすることができるというような規定になってございます。

 したがいまして、日本が独自の判断で再処理から撤退するということを、義務づけるような規定は協定上ないというところでございます。

○逢坂委員 この点につきましては、経済産業省も同様の認識でよろしいでしょうか。

・・

○多田政府参考人 お答え申し上げます。

 お尋ねの点、再処理について日米原子力協定との関係でどうかという点については、先ほど外務省さんの方からお答えがありましたように、日米原子力協定のもとで、合意があれば再処理をすることができると書いてありますが、再処理をしなければならないとは書いてない、こういう認識でございます。



逢坂先生の記事で、私は、「日米原子力協定にかんしては、もう少々補足しておきたい論点もある」と述べていました。もちろんその件は忘れていません。こちらについては夏頃に連載を予定しています。

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カテゴリ: 冷やしたぬき名作劇場

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